深海」Mr. Children

☆☆☆☆☆☆☆☆☆★


Mr. Childrenの5thであり、傑作アルバム。

発売当時はアルバムの内容が暗いこととヒットシングルがことごとく収録されないということで

賛否を巻き起こした作品です。

ただやはりこの独特の暗さや攻撃的な世界観こそ「ミスチル」なのだと僕は思ってます。


社会への不信感を攻撃的に歌った「マシンガンをぶっ放せ」、

戦地から帰還した兵士の悲恋を歌にした「ゆりかごのある丘から」、

愛してほしい、という気持ちをひたすら歌う「虜」、

絶望の中のわずかな希望を大切に、という思いを歌にした名曲「花」、

聴いているうちにどんどん深海に引きずり込まれるような感覚を覚える「深海」など、

まさに名曲ばかり。


あとこのアルバムは曲の流れが神がかってます。

「Dive」〜「手紙」とか「Making Song」〜「名もなき詩」とか「So Let's Get Truth」〜「ゆりかごのある丘から」とか。

なので1枚のアルバムがちゃんと1枚の作品として仕上がってるんですよ。


でも人気絶頂の時期にこんなブラックなアルバムを出すあたり、ミスチルってすげえなぁって思います。

売れ線に走りそうなもんですが。

ま、その結果このアルバムがターニングポイントになって、日本を代表するバンドにのし上がっていったんですけどね。