君繋ファイブエム」ASIAN KUNG-FU GENERATION

☆☆☆☆☆☆☆☆★★


アジカンのメジャー1stアルバム。
1stアルバムらしく、荒々しく初期衝動的な魅力にあふれた一枚。
後藤正文の叫びにも似たまっすぐなボーカル、リズム隊の激しくも華やかなサウンド。
音楽としてはまだまだ未熟さを漂わせているものの、
そのなかにきらりと光るものがある感じ。
ロックというと英語詞を多用するバンドが多い中、日本語の美しさを生かした詞世界は一聴の価値あり。

シングル曲「未来の破片(かけら)」、「君という花」はもちろんのこと、
「アンダースタンド」、「無限グライダー」、「その訳を」、「E」など曲者ながら名曲が数多く収録されてます。
洋楽のWEEZERにも繋がる、わかりやすいけど深みのある曲たち。

このアルバム全体を通してのテーマは「繋ぐ」ということ。
歌詞中やアルバムタイトルにも。
アルバムタイトルの意味は「君」との「繋」がりが感じられる距離=「5m」ということらしいです。
この「繋」という言葉は、今後もアジカンにとって切り離せない重要なワードになっていくのです。
お互い繋がりあう事。それは人間にとって重要で欠かせないことなんですよね。



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