風景描写」音速ライン

☆☆☆☆☆☆☆☆*★


音速ラインは「スワロー」をテレビかなんかで聴いて、へ〜こんな人たちいるんだ、程度にしか思ってなかったんですが、「逢瀬川」でばっちりハマりました。
そしてニューアルバム「風景描写」が発売に。お金がなかったんでレンタルなんですけどw

このアルバムは、以前紹介したACIDMAN「and world」とは対極に位置するアルバムと言っていいんじゃないでしょうか。ACIDMANを地球規模のロックとしたら、音速ラインは等身大のロック。爽やかで切なくて。
メロディはレミオロメンとかアジカン、詞の世界はスピッツとかaikoに通じるものがあるなあって。
とにかキラキラしてるんです。

そして一曲一曲が個性を持って主張しているというよりは、アルバム全体が一曲、という雰囲気。もちろんそれぞれの曲の出来はピカイチですけどね。
1曲目「39」〜2曲目「our song」への繋がり方。
5曲目「流星ライン」のクセがありながらも、どこか懐かしさを感じさせるメロディ。
7曲目「リンカラン」の切ない歌詞。そして切なげに、"忘れない"と連呼する部分。
9曲目「逢いたい」のキャッチーでわくわくするようなメロディ。思わず胸がきゅんとなるような甘酸っぱい恋心を歌った歌詞。
12曲目「×2×2」のふわふわした優しいメロディ。
…などなどとても優しいメッセージがこのアルバムにはたくさんこめられています。
個人的に「逢いたい」が一番好きですかね。控えめだけど、抑えられない恋心。
あぁわかるなぁって。
あとシングル曲ももちろんサイコーです!

ボーカルの藤井さんの高音も、音速ラインを語る上で大事なポイントですね。この高い声が曲の切なさを倍増させています。

このアルバムは収録時間約30分と非常に短くなっていますが、30分だと感じさせない内容の濃さがあります。ぜひ、聴いてみてください!