「FAB FOX」フジファブリック
☆☆☆☆☆☆★★★★
シングルの「虹」、「茜色の夕日」は前もって聴いていたんですが、あんままだフジファブリックのことはわかっていなかったというか。ほんとさわりの部分しか知らなかったんで、なかなか聴いてみておもしろかったです。
大まかな感想は「古臭さ」と「新しさ」の融合、ってかんじかな。この独特のタッチは誰にも真似できないと思います。
どぎつい古臭さ(昭和っぽさ)があるんだけど、単純にただ古いんじゃなく、今まで誰もやってこなかったような新しさがあるんですよね。
フジファブリックの1stシングル〜4thシングルには、それぞれ春盤・夏盤・秋盤・冬盤という名前がつけられていて、今回のアルバムには冬盤の「銀河」がアルバムバージョンで収録されています。
この曲ってなんか5thの「虹」や6thの「茜色の夕日」とは明らかにタッチが違うんですよね。というよりは、「虹」「茜色の夕日」がこのアルバムで少し浮いてるって言ったほうが正しいのかな。アルバム全体をみると「銀河」みたいな雰囲気の曲が多いんで。
要するに、1曲目から9曲目までの雰囲気(銀河)と10曲目以降(虹、茜色の夕日)の雰囲気がガラッと変わる気がするんすよ。
気のせいかな?
まぁなんにせよ、このアルバムは気の抜けるような不思議さと遊び心が存分に含まれた名盤だということです。ちょっと変化球なロック(ポップス?)を聴いてみたいっ!って人にはおすすめのアルバムですね。
ちなみにおすすめのアルバム曲は「モノノケハカランダ」、「Sunny Morning」、「マリアとアマゾネス」、「Birthday」。
とっつきにくい感じだけど、クセになるお味。