Call me Miss...」Crystal Kay

☆☆☆☆☆☆★★★★


Crystal Kay、6枚目のオリジナルアルバム。
今作には大ヒットシングル「恋におちたら」をはじめ、ケミストリーとコラボした「Two As One」、海外の大御所プロデューサーとタッグを組んで作られた「kirakuni」などのシングル曲が収録されています。
前作「Crystal Style」では、お得意のR&Bを軸にロックやテクノなど様々なジャンルの要素を取り入れ、なかなかおもしろいアルバムになってました。

で、今作は。
正直、心配だったんですよ。コッテコテのJ-POP「恋におちたら」と洋楽のR&Bを意識した「kirakuni」、この真逆の2曲をどうやって同じアルバムの中に違和感なく入れるか。ポップでキャッチーなアルバムにすれば「kirakuni」が浮いちゃうし、大人っぽいR&Bテイストにすれば「恋におちたら」が浮いちゃうし。
ですが、なかなかうまくまとめたなぁというのが感想。
POPとR&Bをそれぞれ軸にして、POPになりすぎず、R&Bになりすぎずな曲をちりばめていったって感じですね。

10代最後の作品ということで(もう二十歳になったのかな)、大人っぽさとかすかに残った女の子っぽさがうまくバランス取れてていい感じです。

1.Baby Girl
1曲目はR&B全開。大人っぽい!今までのクリにはなかったような色気が。
最初から切ない曲持ってくるなんて、なかなか面白いじゃないっすか。

2.kirakuni
やっぱいいっすわ、この曲。かっこいい。このメロディは日本人には出せない。さすがの一言。
まぁカラオケでは無理ですな。

3.恋におちたら
「kirakuni」から一気に雰囲気が変わるのに、思ったほど違和感なし。ポップでキラキラした曲なのにこのアルバムに入ると違って聴こえるのはなんでだろう?

4.Hero
今までありそうでなかったタイプの曲。ポップすぎないのがいいっすね。雰囲気は「Crystal Style」っぽい。大人っぽさよりも10代の女の子って感じ。

5.テレパシー
イントロから、ほわほわ〜んとしちゃいますね。不思議な浮遊感。
「almost seventeen」以前の、初期のクリっぽさが漂ってる気が。ただちょっと難しい曲なんで、あんまりしっくりくる感じはなし。これから聴き続けて、しっくりくるかは微妙っすね。

6.KTK
クリの作詞曲。「恋におちたら」ばりにポップ。のりやすいアップテンポな曲です。
比較的歌いやすいと思います。

7.I Know
やっぱクリと☆Takuって相性がいいんだなぁ、と再認識。melody.や山本領平もloves後に再コラボしてますが、この3人ってm-floとかなーり相性がいい気がします。この曲がアルバム曲では一番好きかな。

8.nobody but you
大人っぽい!こういう曲を求めていたんですよ〜。R&Bすぎず、ポップすぎず。メロ部分が好きです。
でもサビのキーが高いなぁ。歌いにくいっすね。

9.Together
まぁ無難な曲。今までのキラキラしたクリっぽさはあるんだけど、どこか落ち着いた部分もあり。てか一瞬声が宇多田っぽく聞こえました。
爽やか。健康的な歌です(ナニソレ)

10.fly to you
ん・・・?Motherland・・・?と思ったところで曲スタート。2倍速かなんかですかね。実験的な曲なのに、結構しっくりきてます。

11.きっと
モロJ-POP来ましたねー。コテコテのバラード。ただ、そんな「おおっ!」って言うほどの曲でもないなぁ。あまり面白みを感じないというか。盛り上がりにかける気がします。

12.Two As One
ケミとクリってほんとに相性いいなぁって。m-floつながり。ポップでキャッチー。ただ、この曲入れるせいで、アルバムの流れがぶった切られる気がするのは私だけでしょうか。。。

13.Happy Life
なんかアレンジが好きになれないっすね。もうちょっとアコースティックなノリでよかったような。デジタル音が不快に・・・w なんかアレンジで曲がダメになるって、もったいないっすね〜。

14.涙があふれても
クリの魅力が引き立つバラード。普通にシングルでもぜんぜんOK。いっそのこと「Two As One」をカップリングにすればよかったような。きれいにアルバムのシメになってます。

15.Kiss(Orchestra ver)※初回限定トラック
オーケストラバージョンといいつつ、大げさになりすぎずシンプルにまとまっててなかなかいいっすね。この曲のためにクリも音を取り直したみたい。おまけにしちゃもったいない出来。

他に初回版には「恋におちたら」と「Two As One」のPVとクリスマスライブの映像がそれぞれDVDに収録されてます。それでプラス300円はマジでお得。
「捨て曲なし!」と書くにはちょっと言いすぎだけど、等身大のクリスタルケイが感じられる良作だと思います。